毎日おべんとう

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はねたが中学生になり、毎日お昼はお弁当を持っていくことにした。

中学校は小学校とおなじで給食があるのだけど

はねたはいろいろあって(いろいろではないけど)

小学校のあいだ、ほとんど給食をたべなかった。

たべられないというより

自分の意志でたべなかった。

もちろん、たべるときもある。

小学校のあいだは、それでもお弁当をもたせてなかった。

わたしも、ベストなこたえが見つけられないままだったので。

 

外食もほとんどしない。

しても決まったお店でだけ。

たまに行ったことないお店にいくと

はねたはひとり車の中で待っているということもあった。

そういうとき、わたしはとてもはらがたった。

 

でもときがたってすこしづつ

そのままのはねたの行動だけをみているうちに

思いも変わってきた。

アレルギー体質とかアトピーとか、

症状のところだけを見たら

そういうことなのかもしれない。

好き嫌いがはげしいとか偏食とか、

本人の態度だけを見たらそういうことなのかもしれない。

でも親として

たんなる体質とか、症状とか、

はねたの性格だけで判断したくないなとおもった。

 

子どもは自然そのもので

自分に必要なものやことを

ちゃんと感じて分かっている。

それを信じて、子どもに決めさせたらいいだけだったんだ。

 

 

食品添加物や、放射能のこと

農薬のことや種のこと

白砂糖や乳製品

遺伝子組み換え食品

外食や市販のおやつ

清涼飲料水

すごく気にしてるひと

びっくりするくらい気にしてないひと

アトピーだから食べられないとか

アトピーじゃないからなんでも食べるとか

 

親として、どうしても気になる食べもののこと

いっぱい???と、矛盾をかかえて子そだてをしてきた。

でもいつも、ほんとうにたいせつなことは

子どもらがおしえてくれたんだった。

 

 

親として子どもをまもりたいという

わたしの思いと

じぶんが生きていくためにどうしたいかという

はねたの思いを

すりあわせたらいいだけだった。

 

 

小学校のおわりごろ、

はねたに、これまでどおり給食でいい?

それとも母ちゃんが弁当つくろうか?

と聞いてみた。

中学1年になる少年が、クラスのなかでひとり弁当なんて

嫌なんではないかと思っていた。

はねたは即答で

「弁当がいい!」と願ったりというかんじでこたえてくれた。

信じられなかったので、日にちをあけては

「ほんまに弁当でいいん?」「ほんまに?」

と、なんかいも聞いた。

はねたはめんどくさそうに

「いいって言よんで!母ちゃんの弁当や願ってもないことじゃ」

というてくれた。 

 母ちゃんのお弁当魂に火がついた。

 

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