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TABI食堂のこと



水がながれるように、
時間がながれている。
子どもたちはどんどん大きくなるし
奇跡のような
すばらしい日々は
とどまることなく
手のひらからこぼれおちる。
わすれてしまわないようにと
日々のかけらをひろいあつめて
ここに残しておきたいのだけど
そのような時間も
いまのわたしにはあまりなく。


一瞬のいまを千秒にもいきて
このうれしさをむねにきざもう。


- - -


ささたくや氏によるTABI食堂がおわりました。
ゆめのような、
まぼろしのような
出来事だった。
3日間のイベントだったけど
たくやくんと、お手伝いのるり子ちゃんは
前日から仕込みにやってきて
片付けは最終日の翌日だったので
5日間、みんなで共同生活のような日々。
うちはほんとうに小さな家なので
ギュッとみんなで集まって
じゅんびしたり
ごはんをたべたりしているなかで
たくやくんとるり子ちゃんから、
多くのことを教えてもらったように思う。


たくやくんはいつも
自分のからだやこころの感覚に
意識をむけている。
自分がいつもよりよい状況を
(頭で考えるのではなく)
心に聞いている。
そして自分にとても正直に、素直に、思うままにやっている。


それって、聞くと自分かってというか
わがままなようなのだけど
それとは全く逆で、
たくやくんが思うように動くことで
まわりの空気と自然に調和し
みんなが平和で心地よくなる。
わたしは、そのことにいつもびっくりしていた。
自分のこころに素直に従うことが
いままでは
まわりとのかべをつくり、
孤立してしまうものだとおもってた。


たくやくんからうまれるごはんも
奏でられる音楽も
言葉も
うつくしく、おいしく、
喜びにあふれていて
それはすばらしいのだけど
それはたくやくんが
自分のなかにある
内なる自然をかんじて
そこから溢れるわくわくしたきもちや
幸せなきもち
それをみんなでシェアしたいというきもち
そういうものからはじまってつくられたものなんじゃないかな


たくやくんは
「さきに差し出すのはぼく」
と、ときどきいうていたけど
いつもそうだった。
いつもいろんなものをさきに差し出す人。
たくやくんから出てくるすばらしいごはん
うつくしいメロディー
すなおな気もち、ことば
おいしいおやつ。


そしてそれを受け取ったわたしは、
いつも誰かにもらってばかりのわたしは、
ふしぎなことに、誰かに何かしてあげたくなる。
そしてそうすることで
とても幸せな気もちに。
しあわせが循環しているとなんども思った。
これってすごくわたしのなかの平和のイメージだ。


そして、一緒にお手伝いにきてくれたるり子ちゃんも
またそんな人だった。
ふたりの空気がとてもここちよくて
うちの家族はそのふたりの空気につつまれて
ほんとうにしあわせなかんじ。
みんなごきげんさんで
へんな気もつかわず
まえから居たかぞくのようにすごしていた。
わたしがかんじていることを
やっちゃんも、子どもたちも
同じようにかんじている気がした。


TABI食堂が、TABI食堂であることの意味を
からだでかんじてしまったわたしは
また、ふらりとたびの途中に
うちに寄ってほしいと
あの空気にふれてみたいと願っている。


期間中、わたしといっしょに
TABI食堂を味わってくださったお客さんたち
ほんとうにありがとうございました。




































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