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ここにあるもので


徳島と香川のあいだあたりにある、
ゲストハウス「ひだまりむすひ」で
矢谷左知子さんの草とあそぶワークショップがあったので
行ってきた。
さちこさんは葉山で暮らしながら
草をさわることを生業としていて
わたしも10年くらいまえの雑誌
「チルチンびと(ナナムイびと)」で
この方の存在をしったのだった。



四方、どこをみまわしてもお山、
というさいこうの場所で
みんなでさんぽしながら
いら草と苧麻(ちょま)を茎ごと切ってきて
葉を落とし、茎の皮をはいで干し、草の糸をつくった。
落とした葉は、薪で沸かした湯にほうり込み
手ぬぐいを染めた。


さちこさんは、草とかかわることを
もう20年もやっていて
誰にも教わらず、
ただ草のこえを聞きながら
やり方をみつけてきたのだと言う。
見せてもらった、草の糸で織った布。
ときがたつにつれて
独特のツヤがでていたりして
とてもとても美しい。


「人にやり方は聞かず、
自分からあらたに草を植えるということもしない。
ということを決めている」
そう言っていたのが
とてもこころに残った。



そこにある草をいただいて
糸をつくり、織る。
そのことは、
わたしたちに
とてもたいせつなことを
教えてくれているなとおもう。


そして、草木で染める
ということも
ただ色が布にうつるということじゃなく
植物のいのち(エネルギー)も
いっしょに布に宿るということ。




わたしもこのごろ
染めの布の衣服ばかり
すきで身に纏ってきたけど
そういうことかーと
胸にすとんとおちた。


天然素材のものは、肌にやさしく
ここちよくていいなーとおもっていたけど
ごはんをたべるように
染めのものを身に纏うのは
植物のいのちをいただいているということなんだな。


家族のみんなにも
染めの衣服をきせてあげて
元気になってもらいたいと思った。



ひだまりのひろよさんがいうていた。
草をずっとさわって生きているさちこさんがきて
ここらの草たちが
嬉しくて興奮していると
草がよろこんでいるんだと。





草の皮をはいで、干している。干したすがたもすてき。



干した皮をみんなでへらをつかってしごいているところ。





さちこさんの、草をさわる所作にみとれてしまう。



葉っぱをなナベでぐつぐつ煮ているところ。



手ぬぐいを染める。




じゅんくんのつくったおいしい野菜料理を、お外でいただいた。




染めた布を干したところ。




今からお茶タイム。



やさしいお味のスコーンと、亀ちゃん晩茶。




ひびたも何となく参加してた。

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