新月




予定日を3日すぎた。
毎朝3時ごろめざめる。
陣痛の気配もなく、おしるしもなく、
がっかりする。


春休みが1週間すぎて、とくに出かけもしないので
子どもらが無邪気に「陣痛まだかー?」と
聞いてくることに
笑って返せない。
今日は新月
うむならこの日しかないな、と思っていた。


病院の検診の予約をとっていた日。
今日は、行くつもり無かったけど
やっちゃんが
「病院いくならついて行くよ」というてくれたので
一緒に行くことに。


いつもの検診はひとりで行っていたので
お医者さんとも、助産師さんとも
目をあわすことも、こころをかよわすこともなく
淡々と行われる検診が、ほんとうににがてだった。
今回はやっちゃんが一緒で、
お医者さんや助産師さんに
おもしろく話しかけたりするので
わたし自身がとてもリラックスできていたとおもう。


お医者さんが「4月7日までにうまれなければ、誘発するので入院しませんか」
とまた言った。
前回の検診では、まさかおくれるとは考えてもなかったので
口だけ「ハイ」とこたえたが
こんどは、黙りこんでしまったわたし。
するとやっちゃんが
「できるだけ自然にまかせたいです。」
と、わたしの言えないことを代弁していうてくれた。
お医者さんが「誘発するんはいやなん?」とわたしに聞いてくれたので
「いやと言えばいやです。」とこたえた。
それでまた3日後に、相談しましょうということに。


結局なにもかわらずの検診だったけど
すこし気もちがらくになった。(いいたいことがちょっと言えて)
やっちゃんと行けてよかったと思った今日の検診。


帰りに眉山へお花見さんぽ。
山頂の階段をのぼったりおりたりさせられたあと(←スパルタ)
滝の焼きもちとお抹茶をいただく。
さんぽ+おやつはセットでないと続きまへーん。


家にかえったら、久しぶりに
なおちゃんとあやのちゃん、みえちゃんが来た。
「今日は新月だから、ともちゃんの様子を見に来た」んだそう。
部屋がとっちらかっているのを理由に、
あがってもらわずに玄関先ではなす。
ひさしぶりのみんなとの会話は、こころの穴をうめてくれる気がする。
こころがこういう不安定なときは
自分かられんらくしたり
いっぱいいろんなことをはなせないことを
みんなよく知ってくれている。
ありがたい存在。


夜はやっちゃんとまたさんぽ。
予定日を過ぎてからは
どんどんコースをのばしてゆくんだそう。
とくとくターミナル前の歩道橋の階段を
のぼったりおりたりさせられる。
はたからみれば、明らかに
出産予定日をすぎた大きなおなかのにんぷを
運動させている図で、はずかしい。


帰ってからは、テルミーをかけてもらう。
あしたこそ、陣痛くるかなー




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