お産の会



どこか、とおいとおい宇宙のかなたまで、赤ちゃんに会いにいく夢をみた。
全身汗びっしょりで目が覚めた。
ものすごい遠くまで行ってきたもんだから、めちゃくちゃくたびれていた(夢やけど)。
きのうの「お産の会」のきーこちゃんの話を聞いたあとだったからだと思う。


10月にふたりめの子をお産したきーこちゃんの話を聞きたくて
神山のきーこちゃんのおうちにいくという企画をたちあげたら
まわりの妊娠中の友だちも、ぜひということで
節分の日に、「お産の会」をすることになった。
あつまったのは、妊娠中の女子5名と、ときどきだんな。
そして、助産院で何年かお手伝いしていたあーちゃんと
きーこちゃん、サダくん夫婦。


お産の日にむけて作ったという、最高に眺めのいい
サダくんのお手製のデッキで、
きーこちゃんのお産のときの気もちや、イメージ、そしてまさにうまれてくる瞬間のこと、
いっぱい思いを受けとった。
そして今、わたし自身が考えていること、思ってること、すこしづつはなすことができた。
そこでは、おおよそ共通の思いで集まってきてる人ばっかりで
安心して、気もちがだせた。
受けとめてもらえることの安心感が、妊婦にとってどれだけ嬉しいことだろう。
当たり前のようで、こんな時間なかなかない。




そしてもちよりおやつをたべながら、きーこちゃんのお産の映像もみせてもらった。


ことばにならなかった。
いっしょに観ていたみんな、泣いていたようにおもう。
陣痛をじっとあじわいながら、くるしそうだったきーこちゃんが
テルちゃんを産みおとしたあと、テルちゃんをそっと胸に抱えた
そこからのきーこちゃんの顔が
いっきに清々しくなったかとおもうと
ぞっとするくらい美しくて、女神さまのようだった。
そして
テルちゃんを抱きかかえたまま
映像のなかのきーこちゃんも泣いていた。


テルちゃんは映像の中よりも
いま、大きくしっかりとしていて
わたしのとなりであーちゃんの腕に抱かれて
すやすや寝ているのに。
映像に向かって涙している私たちは、
なんでこんなに泣いてるんだろう?


そんなことをぼんやりと考えながら
サダくんのカメラワークの素晴らしさや
お産のサポートのかんぺきさにも、感心させられた。


さいごにきーこちゃんが、腰と足にテルミーをかけてくれた。
ぽかぽかとあったかい熱が
腰から全身をめぐる。
薪の風呂に浸かっているような感じ。
きーこちゃんは、今回の出産は
テルミーがかなり役にたったんだそうだ。
自分の経験したことから。できることから
「妊婦さんをサポートしていきたいと思っている」
ときーこちゃんは言っていた。
あーちゃんも同じことを言っていた。
いいお産をした人は、思いをつないでいきたいのだと思う。
その第一歩が、きっとこの「お産の会」だったんだろう。
すべての妊娠中の人が、こんななかまがいて、思いをだしあえて
安心して、「産まされるお産」ではなく「産むお産」に向かっていけたら
どんなにいいだろう。
そのあとの子そだても決して孤独にはならないし
親子関係にも、まよいがなくなるのではないかな。



家にかえるとすでに私からうまれた3人の子どもたちが
旦那と一緒にごはんを待ってくれていた。
この3人もまた、
それぞれに
来るべきときに、
わたしたちのところにやってきてくれたんだなあとおもうと
愛おしさがこみあげてきて泣きそうになった。
子どもはいろんなことを、わたしたちに教えてくれる。




サダくんお手製のデッキ!



薪ストーブと七輪があったかい



テルマちゃんをあーちゃんがだっこしてる



もちよりおやつはレンコンチップス、りんごのケーキ、いちご、キウイ、自家製ラスク、チャイ!!



きーこちゃんがテルミーしてくれた

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