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ガラスのコップをつくるとこみた

「しあわせのパン」て映画のなかで
独特のガラスの作品をつくる女がでてくるんだけど
それ観て、ふと、
「ガラスのコップつくるとこ見たい」という衝動にかられました。


それで先日なのですが
ろうそく夜にもガラスのものをお取り扱いさせていただいている
香川在住の黒川登紀子さんに聞いてみたら
いつでも見学させてもらえるとのこと。
さっそく、香川までノコノコ出かけていったのでした。



黒川さんは、自宅にもガラススタジオをもっていますが
この日は、善通寺にあるお友だちのガラス工房「天霧工房」(あまぎりこうぼう)
で作られるとのことで、ご一緒させてもらいました。
天霧工房さんは、ともにガラス作家であるご夫婦、蠣崎允さんと亀山紀子さんのアトリエです。
アトリエの目の前には天霧山。
のんびりーとしていて、まわりは田んぼ。
うらやましいほど素敵なところです。


黒川さんのコップ作りがはじまりました。
てのひらに収まる、小さくてちょっと細いコップ。
ガラスを扱うのは、時間と温度とのたたかいという感じ。
考えているヒマはなく、ただ真剣にガラスと向き合う。
指先に目がある感じ。



そういえば、黒川さんだけでなく蠣崎さんも亀山さんも
指の先まで細い。
職人さんの手というのは、太くてごっついイメージだったけど
ガラスというのは、神経を全身にはりめぐらせて
感覚を研ぎすませていないとできない気がする。
いっぽまちがえれば大けが(大やけど)するし。
しかし工房にはほんの少しのぴりりとした緊張感のほかには
そこで作っているみんなののんびりした穏やかなこころを感じるからか
すごくいい空気がながれていた。



写真の後ろが蠣崎さん。
亀山さんの写真が後ろ姿しかなかった。ショック。
真っ赤にもえたガラスが
わたしには少し怖く思えた。
私の生活にはない物だからだ。
しかし仕上がったかわいいガラスコップには
これまで以上に愛情が湧いた。

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