ほんものの仕事をするひと



先日の話、
ライターの一田憲子さんが、ろうそく夜に来てくださいました。

一田さんがうちにくるのは2回めで、
最初にいらしたのは家を建てたすぐの、8、9年くらい前だった。
「天然生活」という雑誌ができたすぐで、
たしか「小さな家ものがたり」という企画で、
小さく最小限にくらしている家で取材されたんだった。


あのときは、家族がぎゅっと固まって
今の瞬間をたいせつに暮らしたいというふうに書いて下さったと思う。
そして、まさにそのとおり、8年(9年?)たった今
そんな感じで暮らしている。


今回の取材の校正の原稿がとどき、読んでみて
泣きそうになった。
一田さんがいらしていただいた日は
取材というより、久しぶりの知人が遊びにきてくれたという感覚で
近況をはなしたり、今までに出された本の質問、
一田さんのお家のはなし、
ふだんの暮らしのことを質問したりして、8割雑談だったように思う。
一田さんも、カメラの畦地さんも
とても気さくというか、そのままの感じの方で、
なにも気がねなく
いっしょにごはんを食べた。


取材というかんじがあまりにしなかったので
どんなふうになるのかな?と
お二人が帰ってしまってから考えていたけど
届いた原稿は、しっかりとポイントははずさず
私たちがふだん大切にしていること、思っていることを
一田さんのフィルターをとおして
ぴたりと言葉にしてくださっている。
あの雑談のような話や、たのしいごはんの時間も
一田さんにはちゃんとねらいをもった時間だったのかも知れないな。
ほんものの仕事をする人だなーと思った。


わたしなんかここでこうしてブログをかきながらも
なかなか思いを文章にしたり、日記にするのって
むずかしいーと思っているのに。


そんなかんじで、一田さんをとおして、
自分たちの思いをかたちにして返してもらったのです。




ちなみに右が一田さん。
着ていたシャツが素敵だった。


本は12月に出るそうです。
よかったらみてみてくださいー



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