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夏の音


つゆのせいなのか分からないけど
毎日からだがおもくて、眠たい。
外が曇っているから家の中はくらくて、
洗濯ものも、乾きがわるい。
そして外から入ってくるいろんな虫の襲来におびえながら暮らしている。
けむし、げじげじ、だんごむし、なめくじ、ムカデ、あり、蚊、、、

にもかかわらず、梅雨はきらいではない。
桜のさく季節とおなじで
今しかできないたのしいことが、いろいろある。
梅しごとやホタルまつり、
雨ふりさんぽ(長靴と傘をさしてあるきまわる)
しめった土のにおい、しめった緑のにおい。
蚊取り線香のけむりのにおい。
むしむししたハーブのにおい。
夜の田んぼのにおい。
大雨が屋根にあたる、すこしこわいような、音。
田んぼのかえるの声。


うきうきした楽しいきもちとはちがうけど
なんか、しめっとした楽しさ。


夏がもうすぐくるぞ
というきもちで、いろんなものを窓辺につりさげている。
貝殻のしゃらーんという音。
ふるいシャンデリアのガラス。
竹の風鈴。

そしてついでに
お客さんがきたらわかるように
玄関にも、絶対あたる位置に
カラりーんとなる鐘を。

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