大工さんと家づくり


子育てなかまのミエちゃんが、うちのすぐ近くに家をたてている。
台所の窓からすこし見えるので、店がひまなときはときどきのぞいている。
ミエちゃんの家は、土地さがしのときから知っているので
まるで自分の家のように、楽しみでしょうがない。


ミエちゃんは、設計士や工務店をとおさず
直接大工さんに頼むという、昔ながらの建てかた。
大工さんもそれがとても嬉しいようで、
設計のときからワクワクしているようだった。
このごろはそんなふうに直接頼む人はいないらしい。
でも、この大工さんは同業者の間では
「あの人の仕事はまちがいない」といわれるほど
そうとう腕ききのようで、ほんとうに家をつくることを
愛していて、家をつくること=仕事をやりたくてやっているという感じ。
この間現場で会ったときも、
仕事をしながら「おもっしょいわ〜(この仕事が)終わらんといてほしい」と
にこにこしながら何度も何度も言っていた。
思いっきり好きなようにつくらせてもらっているからだと思う。


この大工さんは、保育所の園舎も建ててくれた人。
釘を1本もつかわず、丸太の柱の、木のかおりのいっぱいする
すごい園舎を建てた。
そして、その縁でミエちゃんの家も、木のかおりいっぱいの
大工さんのたのしいアイデアいっぱいの
すごい家ができている。


今日は子ども部屋の壁ぬりに家族も参加するというので
差し入れといいながらジャマしに行って来た。


3男坊もしっかり参加していたのがおかしかった。



兄ちゃんたちは真剣に塗っているけど
はじめての漆喰塗りに、そうとう手こずっていて
左官職人のおっちゃんたちに、やさしくフォローしてもらっていた。

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